先日、頂いた相談メールなのですが、

 


『大須賀さんこんにちは。

点穴でお世話になっております、●●です。

質問ですが心の準備はよろしいでしょうか。

現在の自分のお仕事状況ですが、一般アフィリエイトブログを1つ。
点穴ブログを1つ運営しています。

4か月目の初心者アフィリエイターです。


初心者でブログが2つっていうのも問題なのですが、
全く違う運営方法なので楽しく勉強しながら、
「双方に良い影響が出せたらいいな」を目標に正しい努力を目指しています。

出来ているのかどうかは疑問ですが…
やはり、1つお休みしたほうが良いのでしょうか?

双方ともじわじわと数字は増えているのですが…


それとメルマガの配信について質問です。

ブログに掲載していない特別感、お得感をメルマガ配信するものだと思っているのですが、
「メルマガ配信始めるタイミング」というか「基準」はありますか?

どのアフィリエイターさんも「メルマガ配信しましょう!」と勧めているように感じるのですが
初心者のうちからメルマガ配信してはる方はいらっしゃるのでしょうか?

もしくは「ここまで成果が出せたらメルマガ配信しよう」な基準はありますか?
私はまだ登録もしていない状況です。


あと(質問が多くて恐縮です)大須賀さんは初めてメルマガ配信した時、
現在のような「おふざけ」も「真面目さん」もOKな
楽しい内容のメルマガだったのでしょうか?


聞きたいことだらけで、あちこち失礼を申し上げたかと思います。申し訳ありません。

大須賀さんのことは本当に尊敬しておりますし
ついていきたいと思っています。

厳しいご意見でもなんでも、ぶつけてやってください
よろしくお願いします。(Mではありません。多分)』

 

といったメールを頂きました。

恐らく本人にとっては『相談』のつもりで送ってるメールなのでしょうが、

メールの冒頭に『質問ですが心の準備はよろしいでしょうか。』とありまして。

 

当然、心の準備なんか出来てませんし、相談を持ちかける相手に

『心の準備をしろ』と言わんばかりの圧力を感じるメールなので

「回答する義務が無い質問に、私が準備をする必要性とは?」

と、小一時間ばかり問いただしたい気持ちに包まれています。

 

とは言え、この質問をされた方と同じ様に

「メルマガって、何時から始めれば良いものなの?」

と悩まれる方は少なくない様に思いましたので、せっかくなら

この質問に対する私の持論を記事にしてみようかと思います。

 

そもそも、初心者のルールって? 初心者の取り組み方とは?

本題に入る前に、まず

> 一般アフィリエイトブログを1つ。
> 点穴ブログを1つ運営しています。

異なるジャンルで2つのブログを運営している事についてですが、

これは別に構わないんじゃ無いでしょうか。

 

2016120501「初心者なのに・・・」を枕詞に付ける方多いですけど

『初心者は、こうしなきゃいけない』

『初心者は、こうあるべきだ』

ってルール、どこかにありました?

 

無い、ですよね。

むしろ、スタートしたばかりの時など、自分にとって

  • 何が向いてて
  • 何が向いてないのか

が、分らないんですから、自分の得手・不得手を知る為にも

色んな事にチャレンジすべきだと私は思います。

(色んな教材にお金を掛けろ、って意味じゃありませんよ)

 

しかも、この方の場合は2つのブログを運営していて、そのどちらも少しずつ

成果が挙がってきている訳ですから、尚更ですよね。

ブログ更新の作業に支障がないなら、色んなジャンルにチャレンジしていき、

自分の得手・不得手を掴む事が、成長に繋がると思います。

 

メルマガを始めるタイミングは、いつからが適切なのか?

では本題にいってみましょう。

メルマガをスタートするのに、適したタイミングとは・・・

 

ありません。

 

敢えて挙げるなら、思い立ったが吉日

2016120502

それ以上も、それ以下もありません。

 

というのも、結構勘違いしている人多いんですけど

  • 転売で月商が100万を越えた
  • アフィリエイトで月収10万円になった

などの成果が出て、この成果を『情報発信』していけば、売上が10倍にも20倍にも膨れあがる

だから、メルマガを始めましょう!!

 

とかなんとか、言われてるもんだから

『月収10万超えたし、メルマガで売上を倍々にするぞ!』

を、すんなり行くものだと思われてますけど、そーゆうもんじゃありません。

 

ブログはブログ、メルマガはメルマガ

ですからね。

 

メルマガから収入を得るための公式

まず、メルマガより得られる売上の公式ですが、

 

配信数(読者数) × クリック率(精読率) × 成約数(成約率)

 

この仕組みとなります。

これはかけ算みたいなものですから、上記3つのいずれかが「0」なら

当然、売上も「0」になりますね。

 

上記公式の各要素について細かく見ていきますと、

 

成約数(成約率)

これはメルマガ上で紹介する商品の成約本数となりますので

  • レビュー(商品の魅力をどう伝えるか)
  • 特典(自分から購入して貰う理由、メリット)

この2つに依存してきます

(正確にはもっとあるけど、まあザックリ言えば)

 

クリック数(精読率)

メルマガに100人読者がいたとして、100人全員が読んでくれるものじゃありません。

日頃から配信しているメルマガに目を通して貰い

「役に立ったなあ」 「いやあ、面白かった」 「また次も読みたい」

この積み重ねがあって、メルマガは「精読」して貰えます。

 

要するに、日頃よりメルマガを通じて発信する情報の善し悪しが精読率に繋がり

精読率の高いメルマガほど、読者さんからの反応が得られる

=クリックして貰えるメルマガ、となります。

(これも、かなりザックリ説明してますが)

 

余談ですが、「実績が出たらメルマガを始めよう」と言われる理由の多くは

実績0、経験0の初心者さんがメルマガを始めようとしても

『メルマガに書く事が無い』状態に陥りやすいため、まずは実績を作る事により

『メルマガに書けるだけのネタ』を作りやすくしよう、といった意味合いになります。

 

配信数(読者数)

当然ですが、読者さんが居なければ、精読率も成約率もありゃしません。

メルマガを送る相手=読者さん が居て、初めてメルマガと成り得ます。

 

上記2つの要素も、読者数から派生する以上、

読者さんの数は100人より1000人、1000人より10000人と、

多いに越したことはありません。

(深い話をすれば、多けりゃ良いってもんでも無いんですけどね)

 

また、読者さんを集める方法にも様々ありますが、読者さんを集めるためには

なにかしらの媒体(ブログだったりSNSだったりレポートだったり)が必要となり

この媒体を作らないことには、いつまで経っても読者さんが増える事はありません。

 

「実績が出たらメルマガを始めよう」じゃ、周回遅れ

ザッと掻い摘まんで説明しましたが、メルマガを始めるには読者さんが必要となり

そのためには、「読者さんを集めるための媒体」が必須になる訳です。

 

「実績が出たらメルマガを始めよう」と口にされる方は多く居ますが

自分に実績があるからと言って、読者さんが集まってくる訳じゃありません。

 

実績があることで、読者集めが多少優位に働くことはありますが

読者さんを集めるために必要な労力は、実績があろうと無かろうと一緒なんです。

 

実績に関わらず、読者さんを集めるために労力が掛かるのであれば

1日でも早く準備を進め、取り組む方が「吉日」に決まってますよね。

 

メルマガをやろう

そう思った日が「適切な始め時(準備を含む)」である、と覚えておきましょう。